派遣の歴史
ここでは、人材派遣の歴史についてご紹介します。
江戸時代の「派遣」
派遣業の起源は、江戸時代にさかのぼります。
江戸時代には「人貸し」を営む人々がおり、建設業などをを中心に、雇用の仲介を行っていました。
この時代には、「人貸し」に対する規制がなかったため、二重、三重の又貸し派遣が公然と行われていました。
また、「人貸し」業者が得る仲介料にもはっきりした規定がなく、賃金を不当に差し引かれるなど、派遣労働者の労働環境は劣悪なものでした。
日本ではこのような歴史があるため、派遣(人貸し)に対しては、悪いイメージが定着してしまっていました。
しかし、現代になってようやく法律が整備され、派遣元企業・派遣先企業にきちんとしたモラルが求められるようになり、派遣労働者の労働環境は、劇的に改善されています。
根強い不信のイメージも、最近ではかなり払拭されてきているようです。
人材派遣は不況に強い?
派遣業が大きく成長したのは、1990年代です。
長引く不況と失業率の増加に対応するため、派遣労働法に大幅な規制緩和が行われ、数多くの派遣会社が業績を伸ばしました。
先述のとおり、人手がほしいときに短期から雇用することが可能な派遣社員は、企業の人的コスト削減に貢献します。
人材派遣業は、不況時に業績を伸ばした希有な業種と言えるかもしれません。
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